映画『ペット・セメタリー』あらすじ、ネタバレ結末と感想レビュー

映画レビュージェイソン・クラーク

家族ともに田舎に越した医師ルイスの新居の裏には動物の墓地「ペット・セメタリー」があった。ある日、飼い猫が事故で死んでしまったため、ルイスは墓地ではなく、さらに奥深い森に猫を埋葬する。翌日、死んだはずの飼い猫が凶暴に豹変し、ルイス一家の前に姿を現わす。その地は、先住民が語り継ぐ秘密の森だった。誕生日を迎えた娘のエリーが交通事故で亡くなってしまったことから、ルイスはある行動に出るが……。

筆者はスティーブン・キングの原作は未読かつ、リメイク前の前作も観ていない、という状態での感想です。そんな私の感想を一言でいうのであれば何かがもう少し足りなかったと感じてしまいました。

作品のストーリー自体はちゃんとまとまっています。「何でこうするんだろう」という疑問が湧く部分もあるけれど、そこはホラーだし概ね許容範囲。そして、思ったよりもビビったりする演出もありました。

けれど、なぜか鑑賞後には物足りなさが残ったのです。その理由を考えてみましたので、いくつか思い当たるポイントを上げていきます。

怖い演出が散らかっている

本作は、正直メインの展開以外にも怖がらせてくる要素がいくつかある。それらが、割と無駄遣いになっている感が否めないのですが、特にメインの展開とも大して関わらないので、意識が散漫になってしまいました。

キャッチコピー

本作最大のポイントである娘の蘇りが、予告の時点ですでにネタバレになっていました。この部分は隠しても良かったのでは?「呪われた土地」「生き物が復活する」程度の情報だけの方が楽しめたと感じました。

など、何だか細かいところが甘い映画じゃなかったかと思います。

鑑賞前の想像よりもグロくはなかった

グロいシーンが全くないわけではないのですが、思ったよりも控えめでした。私としては、3か所くらいしか無いと思っています。(※個人の意見です)

そのため、そういうスプラッターな表現が苦手な方であっても、割と鑑賞できるレベルだと思います。

個人的には、昨年自分が大けがをした体の部位が切り刻まれちゃって、血の気が引いたという、どうでも良い体験を味わってしまったが、大体の皆さんは大丈夫でしょう・・・。

娘役のジェテ・ローレンスは迫力あり!

本作は子役のジェテ・ローレンスちゃんがしっかりと仕事をこなしてくれる。

作品前半では、子どもならではの天真爛漫さを披露し「あ、この子は生き返らせたい」と観客が思う程度に魅力を高め、後半では復活後の得体のしれない狂気で観客を恐れさせる。

彼女の演技は、本作を違和感なく、ホラーとして成立させる重要なファクターでした。

まとめ

『ちょっとだけ』怖いものを観たい、って時にちょうど良い映画でした。

割と終始怖いシーンが多いし、終盤の盛り上がりもちゃんとあるしと言うことで、何だか最近ホラー映画観てないなー、観たいなー、と思っている方であればおすすめできる映画作品です。

いろいろと批判的な内容も書きましたが、カップルで観に行っても鑑賞後、ネタに話せるくらい面白い作品なのは間違いありません。