女性から観たボーンシリーズの神作ぶりについて

映画レビューマットデイモン, 女性視点

ジェイソンボーンといえばボーンシリーズ。マットデイモンといえばボーンシリーズというのが、今でも根強いファンが居ることを証明しています。ここから私なりのマットデイモンの魅力や見どころはどこだ?!といったレビューを提供しますので、是非とも宜しくお願いします(笑)

あ、ちなみに内容〜ネタバレまでありますのでご注意を。それでは軽く映画のあらすじから行きましょう。

『主人公元CIA工作員ジェイソンボーン(マット・デイモン)が海に沈んでいることが判明し、漁船に引き上げられる。しかし彼は自分の名前さえ思い出せない、いわゆる記憶喪失になっていたのだ。そこから『彼が彼を知る激闘』が始まるーーー』

といった感じですね。内容的にはスパイ映画に近いのですが、私個人としては『1度トイレに行ったら内容を忘れている』映画です(苦笑) それぐらいスピーディーなアクションが盛り込まれているといっても過言ではないでしょう。

まずこの作品は元ネタがありまして、脚本家のロバート・ラドラムの『暗殺者』から来ています。彼が描く小説のシリーズは4作品ありますが、映画版では既に5作品出ています。それだけ視聴者を楽しませてくれる映画でしょうね。

俳優・女優は有名なこの方達。

主人公『マットデイモン=ジェイソン・ボーン』

『ジェレミー・レナー=スコット・グレン』

『ジュリア・スタイルズ=ニッキー・パーソンズ』

マットはもちろん、なかなか渋い俳優が揃っています。その他にもステキな渋くスタイリッシュな俳優さん・女優さんがおりますので、最後までお読み頂けると幸いです(笑)

ちなみに私的ボーンシリーズ最高作品の順位はこのようになっております。

1位 2作目 『ボーン・スプレマシー』
2位 3作目 『ボーン・アルティメイタム』
3位 1作目 『ボーン・アイディンティティー』

でございます。いかに回を増すごとに面白くなっているか判りますね。

内容に移りますが、この船からボーンが引き上げられた際には彼は記憶障害となっています。ですが身体能力には非常に素晴らしいものがあります。今後どうしていいか判らないでいる彼がベンチで寝ているとき、警官がやってくるのですが。


いや、秒で警官をやっつけてるやん(笑)

と、本人が呆気に取られるぐらいに身体能力は身についています。

 


え、警官やっつけちゃいけないじゃん。ってツッコミは要らないですよ(笑)


また見所はここだけではありません。なんと彼を要注意人物として追跡するCIAが居るのです。ここでは『トレッドストーン計画』成されています。いかにも怪しいですね?


『トレッドストーン』と3作目に出てくる『ブラックプライヤー』というのは同じ意味で『機密を漏らしたらその相手を始末する』。ざっくり説明するとこんな感じです。

しかも何故か第1作目の『アイディンティティー』ではボーンが追われる展開に。2作目の『スプレマシー』から3作目の『アルティメイタム』からはボーンが追ったり追われたり。

何というか…自分の正体を知りたいだけなボーンと、金の為に早くボーンを始末したいCIAと。

『間違いなくボーンを応援したくなります』

しかし、そんな彼にも『アイデンティティー』では彼女が出来ます。始めはビザが通らない『マリー・クルーツ=フランカ・ポテンテ』を助けようとしただけなのですが、ボーンは彼女をタクシー代わりにする為、彼女にこう言い放ちます。

『君は金が欲しい。僕は足がない』

と。なんだか『あ、そうだよね』と納得してしまうボーンのセリフ。


マリーはその言葉でボーンの足役になる訳ですが、道中でもてんやわんやのアクションシーンが入り、マリーはボーンの正体を知りたくなっていきます。しかし肝心のボーンには記憶がなく正体も判らない。

『それでもマリーがボーンを愛し、ボーンも人を愛するこころを持てたことは素晴らしいことなのです』←筆者少々興奮しています。

アイデンティティーでは、最後に追い詰められたトレッドストーンの指揮官『スコット・グレン=エズラ・クレイマーCIA長官』が、ボーンにより始末されますが、結局は『始末してもボーンの正体は不透明なまま』な訳です。

しかしこのことによりボーンにとっての『トレッドストーン計画』を知るきっかけになるのです。

それでも2作目の『スプレマシー』では、ボーンと一緒にインドで暮らしていたマリーが『ジェレミー・レナー=キリル』という『トレッドストーン』の暗殺者に首を撃たれ、車ごと川に落ちてしまいます。なんとかマリーを車から出して最後のお別れにキスをします。海に浮遊していくマリーを見つめるボーンの目が、やたらと悲しみで溢れています。



『実はキリルがライフルで狙ったのはボーンで、マリーはとばっちりを食らったのです』


これには流石のボーンも気落ちし…

なんてことは言っていられませんこの映画。



このスプレマシーでは、ボーンも追う側になります。スプレマシーでのトレッドストーンの指揮官は『ジョーン・アレン=パメラ・ランディ』です。パメラは初めて指揮官になった際から、上のトレッドストーン達を怪しい目で伺います。

何故なら彼女は『ボーンは我々にとって要注意人物ではあるけれど、味方なのか敵なのかが判らない』という胸中だからです。

CIAの方々も色々と悩んでるんだね…

じゃなくて、ボーンは何としてもマリーを殺した人物・自分の正体を知りたい訳です。けれど何故か『トレッドストーン計画』を知る人物にとっては、彼は邪魔な様子。

てな訳で最後、1番ボーンの正体を知っていそうな『パメラ・ランディ』に、ボーンは頭が怒りで一杯ながらこう尋ねます。

『マリーを殺したのは誰だ?トレッドストーンってなんだ』と。

以下ネタバレになってきますのでご注意ください。

しかしパメラは冷静にこう言い放ちます。
『あなたの名前はデビッド・ウェップ。ミズーリ州生まれ。ここに来たらもっと教えてあげる』

と言われ、ボーンは頭が混乱状態に。ここではパメラを狙っているライフル銃は使わず、ボーンは彼女にこう言います。

『疲れた顔してる。少し休んだ方がいい』
と、ビルの後ろを振り返るパメラと去りゆくボーンがやたら渋く格好いい!痺れますよ(笑)

3作目の『アルティメイタム』からは、少々慌ただしくなり、ボーンがバイクで追跡したり、CIAで『トレッドストーン』や『ブラックブライヤー』を知る者として『ジュリア・スタイルズ=ニッキー・パーソンズ』をボーンが利用したり。


まぁ、ボーンに記憶がないのに突然CIAに追われる身になってみれば何だって利用したくなりますよね。

そしてマリーを殺した人物はキリルでした。なので後半はカーレースのごとくお互いを傷つけ、何とかボーンを始末しようとします。しかし勝ったのはボーンでした。



ついに自分の正体を知る場面。『デビッド・ストラザー=ノア・ボーゼン』の金庫の鍵を破り、昔行った覚えのある『研究所にいる博士』の元へ行きます。かたや『ブラックブライヤー』を知るメンバーは、ボーンがまだボーゼンの金庫にいると思い、ボーゼンは、

『しまった。やられた』
と、ため息をつきます。

ボーンは既に博士の場所に行ったのです。自分の正体を知りに。しかし博士は断固としてこう言い放ちます。

『お前が選んだんだ』
と。
『お前が志願して殺し屋になったのだ』と。

それまでボーン自身が被害者であると思っていたのに、一気にこの言葉で覆されました。

ボーンは自分の正体を知ったので、博士を殺さず逃亡します。それでも追いかけてくるボーゼンや殺し屋達。

ボーンは1人の殺し屋にこう言います。

『お前は何の為にこんなことをしてる。オレはもう、こんなことはごめんだ』と。

そして海に飛び込みます。それでも生きている。


個人的にここまで渋く痺れる台詞が盛り沢山の映画シリーズは観たことないですし、こんなに早い展開は観たことがありません。まさに神作でしょう。

最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。