【評価】バイオハザードRE2 クリアレビュー!高難易度だがアクションゲームが苦手でも楽しめるホラーサバイバルの傑作!

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発売から二週間ほど経ち、評価や売り上げともに好スタートを切り、2月15日には無料の追加DLCの配信が迫るなどリメイク作品としてだけでなく、シリーズ全体を通しても評価が高いバイオハザード2のリメイク作品、『バイオハザードRE:2』ですが、今回は実際にプレイしてやり込み要素などを体験してみてわかったことなど、本作を深く深くと紹介していきたいと思います。

非常に高い難易度ながら、救済措置もあるので誰でも楽しめるように設計されている!

『バイオハザードRE:2』の難易度は非常に高く、中でも最高難易度であるハードコアモードはお世辞にも誰でもクリアできるとは言えない高難易度なものとなっています。

例えば、バイオ5や6ではハンドガンの弾が比較的手に入りやすく、敵ゾンビやクリーチャーには弱点が存在し、弱点を狙えば弾を節約できるなど比較的に難易度が低めに設定されていましたが、本作における難易度は初代バイオハザードやバイオハザード2を彷彿とさせる様な非常に高い難易度になっているといえます。

ここからは『バイオハザードRE:2』の難易度についてに焦点を当て詳しく紹介していきたいと思います。

初代バイオハザードやオリジナル版バイオハザード2を思い出させるサバイバル要素

本作で最も難易度を上げている要素でもありキモでもある要素が、サバイバル要素だといえます。

本作の序盤のステージである警察署はオリジナル版と同じくマップが狭く入り組んでおり、ゾンビと遭遇した場合避けて通るのが困難になっているだけでなく、ゾンビを完全に倒すのにかかる弾の数が非常に多く、弾の節約の為にはいくつかのゾンビをスルーしていかなければクリアできません。

この点はサバイバルアクションゲームでは必須となる武器の弾薬や回復アイテムのやりくり、所謂リソースマネジメント的な要素もオリジナル版同様に引き継がれており、限られた回復アイテムと弾薬で何とかステージやボスを走破したときの快感は難易度が高いのに比例して高いと感じました。

最高難易度であるハードコアモードにおいては、弾薬と回復アイテムの他に、アイテムを持てる上限を増やすことのできるサイドバックの数が限られている点や、セーブの際にはインクリボンという消費アイテムが必要になるためそこでもプレイヤーの選択が問われるようになります。

「狙って撃つ。」シューティングスタイルの操作に変更されボスや敵のどこを狙って倒すかがポイント

オリジナル版とは異なる点としては、バイオハザード4~6の様な肩越し視点のTPSシューターのカメラと操作タイプになっていて、敵ゾンビや、ボスに対して効果的にダメージを与える為には頭や足などをしっかり狙って撃つ、所謂エイム力が必要になった点です。

この点は、ゲームの攻略に更なる深みを与え、ゾンビのどこを狙って倒すかがプレイの際に重要なポイントになってきます。

例えば足を狙えばゾンビを殺さずに転ばせやすくなり頭を狙えば大ダメージを与えることができるのでゾンビを倒しやすくなります。ゾンビを倒すまでダメージを与えるのか、弾の節約の為に転ばせるだけで済ますのか、という選択肢もプレイヤーの中で生まれてきます。

このシューティングスタイルに変更された点は、そもそも狙いを定める「エイム」が苦手なプレイヤーからするとかなりネックになるポイントの一つだと思います。

高難易度ながら、にアクションゲームが苦手な人でも楽しめる救済措置も用意。

アクションゲームや、先ほど紹介した「エイム」が苦手なプレイヤーでもゲームを楽しめるようにと、高難易度を誇る本作では難易度を三段階に定めプレイヤーは自分の腕前に合わせて選択できるようになっています。

難易度は最高難易度で非常に敵が強く、クリアが困難なハードコアモード、標準的な難易度であるスタンダードモード、アクションゲームが苦手なプレイヤーやストーリーを楽しみたい人の為のアシステッドモードの三つがあります。

先ほど紹介した、限られたアイテムをやり繰りする難しさや敵を狙って倒す「エイム」が必要な要素などはアシステッドモードにおいては、緩和されています。

エイムは、所謂狙いをオートで合わせてくれるエイムアシストが付き、回復アイテムや弾薬に関しても敵の強さが下がり、体力が一定値まで自動回復するなどの緩和があるのが特徴です。

最初はスタンダードではじめ、難しく感じたら難易度を下げたり、ゲームに慣れてきたらハードコアモードに挑戦するなど、プレイスタイルや自分の腕前に合わせてゲームを進められる点が良いと思います。

1つのシナリオのクリアタイムは遅くても5時間ほどでクリアできる

本作は難易度だけでなく、クリアタイムやゲームボリュームは非常によくできているといえます。

単純にゲームのおおまかなストーリーを楽しみたいだけであれば1つのシナリオをクリアすればよいので、遅くても5時間ほど、慣れてくれば3~1時間でクリアできるようになります。

そして、本作をより深く楽しみたいと思えば、本作には異なるキャラの異なる視点からプレイできるシナリオ選択の要素で本編だけでも4種類のルートを楽しむことが出来ます。

また、後述するやりこみ要素として全シナリオをクリアしたプレイヤーはボーナスステージとも呼べる「The 4th survivor」そして、「The 豆腐 Survivor」を楽しむことが出来るので非常にボリューミーでありながら、シナリオ一つはすぐにクリアできるので気軽に始められます

隠し武器や隠しボーナスステージ「The 4th survivor」など、やり込み要素も十分

本作には、バイオハザードシリーズではおなじみとなったシナリオクリア後のボーナスステージや、特殊な条件でクリアすることで手に入れることのできる無限武器が存在しています。

無限武器の入手条件は最高難易度でクリアタイムを早くする必要があり、周回プレイで最短ルートを導きだし、ゲームをいかに早くクリアするかというタイムアタックを楽しみながらそのボーナスとして無限武器を手に入れることが出来ます。

ゲームのプレイ中もポーズをすることでゲームのプレイタイムを見ることができるので、今まででどれだけの時間を攻略に使ったのか、を見ることができ、最終的にリザルト画面でその結果を確認できます。

ボーナスステージの「The 4th survivor」そして、「The 豆腐 Survivor」でもタイムアタックを意識したつくりとなっていて、それぞれのモードのタイトル画面で最速クリアタイムが表示されるようになります。

2月15日には無料の追加アップデートもあり、一つのゲームで何度もプレイし楽しめる内容だといえます。

REエンジンで表現された非常に綺麗なグラフィックに違和感のないゲーム性

グラフィックは、REエンジンと呼ばれるカプコンの最新ゲームエンジンで表現された非常にリアリティの高いものとなっています。

ゾンビや壁を銃で撃ったときの傷つきの表現、ゾンビに噛まれた後などの操作キャラクターのダメージ表現などが非常にリアルで、まるで自分が実際に噛まれたような痛みを感じるほどのリアリティがあります。

サウンド面でもゾンビの足音やボスキャラであるタイラントの足音が聞こえ、恐怖を駆り立てる非常に立体感のあるリアルな表現になっています。

サウンド、グラフィックのリアリティにより、ゲームに高い没入感をもたらすことで、プレイヤーにホラーゲームとしての怖さを感じさせてくれます。

『バイオハザードRE:2』良かった点・悪かった点

良かった点

・REエンジンを用いたとにかくリアルな映像表現。

とにかくリアルに生まれ変わったバイオハザード2で思い出のあのシーンが鮮明に、よりディティールが見えるように生まれ変わり、懐かしいだけでなく新しい『バイオハザード2』体験を提供してくれる点が非常に好印象でした。

・懐かしいだけでなく、新しい発見や恐怖を感じさせてくれる

本作は過去作のリメイク版ということもあり、おなじみのキャラクターがグラフィックを新たに登場させ、思い出を感じさせてくれる作品でもありますがそれと同時に仕掛けや、ストーリー展開などに違和感なくアレンジが加えられ、懐かしいだけでなく新しい気持ちにもさせてくれる為、シリーズの大ファンだけでなく、シリーズを始めてプレイする人にも自信をもって紹介できる作品です。

・歯ごたえのある高難易度でクリアしたときの達成感が大きい。

非常に高い難易度である為、バイオハザードシリーズではおなじみのパズルの謎解きや、ボスを撃破したときの達成感、そしてシナリオをクリアして、エンディングを迎えたときの達成感は難易度に比例して高く、最近の優しい難易度に作られたゲームでは感じられない唯一無二のものだと思いました。

悪かった点

・理不尽にも感じられる高難易度

いい点でもあり悪い点でもあるのが本作の高い難易度です。バイオハザードシリーズ全体をみても、一番といっていいほど、ゾンビの体力が多く、倒すまでの時間が多くかかります。

これには、度々理不尽に感じるほどで、筆者は初見でハードコアモードをプレイしたことを何回か後悔したほどです。

国内版と海外版の規制の違い

本作は、海外のバージョンとは違い、ゾンビのグロテスクな表現には規制が入っています。

グロが苦手な人やあまり気にしていない人には関係ないかもしれませんが、規制が入っているせいでやや倒した後のゾンビの見た目に違和感があります。

規制によるリアリティ及びクオリティの低下とやや高すぎる難易度がネックだと思いますが、ゲームが苦手なプレイヤーにも配慮があり、一新されたゲームシステムやキャラクターデザイン、リアルになるだけでなくゲームとしてもより深みを増した本作は、「名作の名を冠したリメイク作品」としてではなく正真正銘のバイオハザードのナンバリングタイトルだといっても過言ではない出来栄えだと感じました。